2022年7月10日 (仮訳)ブラジル、サンタカタリーナ州産Leptogium属地衣の5新産種および検索表 Kitaura, MJ., Gumboski, EL. & Koroiva, R. 2018. Five new records and an identification key of the lichen genus Leptogium from Santa Catarina state, Brazil. Rodriguésia. Available at: https://www.scielo.br/j/rod/a/T9RzZRwzVyk4tjQZx5j6cZH/?format=html&lang=en [Accessed July 10, 2022] 【R3-09676】2022/7/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、サンタカタリーナ州からLeptogium atlanticum、L. azureum、L. cyanescens、L. sessile、およびL. subjuressianumを初めて報告した。 L. chloromelum var. crassiusをL. sessileのシノニムとした。 サンタカタリーナ州産の本属地衣の検索表を初めて作成した。 (サンタカタリーナ州新産種) Leptogium atlanticum Marcelli & Kitaura 【よく似た種との区別】 Leptogium cyanescens(チヂレアオキノリ) ブラジルに分布する 地衣体表面に毛を欠く 地衣体の葉央および葉縁に装飾を有する 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりロビュールを有する (サンタカタリーナ州新産種) Leptogium azureum (Swartz) Montagne アオキノリ 【よく似た種との区別】 Leptogium cochleatum(ハイイロキノリ) ブラジルに分布する 地衣体表面に毛や装飾を欠く 子器の柄が短い 子器の柄が膨大しない 本種より地衣体の丈が高い 本種と異なり地衣体が帯青色ではなく帯灰色 (サンタカタリーナ州新産種) Leptogium cyanescens (Acharius) Körber チヂレアオキノリ 【よく似た種との区別】 Leptogium atlanticum ブラジルに分布する 地衣体表面に毛を欠く 地衣体の葉央および葉縁に装飾を有する 本種と異なり裂芽を有する 本種と異なりロビュールを欠く (サンタカタリーナ州新産種) Leptogium sessile Vainio 【よく似た種との区別】 Leptogium adpressum ブラジルに分布する 地衣体表面に装飾や毛を欠く 本種と異なり子器が埋生ではなく固着する 本種と異なり子嚢胞子が類石垣状~石垣状ではなく横隔壁を有する (サンタカタリーナ州新産種) Leptogium subjuressianum Marcelli & Kitaura 【よく似た種との区別】 Leptogium burgessii ブラジルに分布する 地衣体表面に毛を有する 本種と異なり地衣体の毛が円筒形ではなく球形の毛からなる